會田雄亮
會田雄亮 Oval White陶芸家・會田雄亮(あいだ ゆうすけ)氏がアメリカに渡りボストン美術館付属美術学校講師、ベニントン・ポッタリー社でチーフデザイナーを務めていた1960-1970年頃、『オーバルホワイト』シリーズがデザインされました。
NIKKOで製造されるきっかけについて当時の詳しい記録は残っていませんが、NIKKOが日本硬質陶器という社名だった当時、硬質陶器素材を使用し、海外向け輸出用として製造していました。
※2024年、NIKKO FINE BONE CHINA(ニッコーファインボーンチャイナ)の素材に変え復刻いたしました。
ミッドセンチュリー期を象徴する造形
デザインが暮らしの中で華やかに取り入れられたミッドセンチュリー期を象徴するのびやかな造形が特徴的なシリーズです。
食器から環境造形作品まで手掛けた會田雄亮
會田雄亮氏(1931-2015)は陶芸作品から環境造形まで、自然との調和を大切にした創作活動を続け、その高い技術と完成度は国内外で高く評価されています。
陶芸技法のなかでも非常に難しい、2種類以上の色土を重ね合わせ断面に出来る模様をそのまま器に形成する「練上(練り込み)」という技法で日本を代表する陶芸作家であり、京王プラザホテルの陶壁、「陶と水と庭」や、山形駅西 霞城セントラル広場モニュメント 「虹の防人」などの数多くの環境造形も手がけました。