Material Waves™

Material Waves™

Project Concept

素材の波、新しい可能性。

陶磁器と百年以上向き合ってきた私たちニッコーは
多くの人や素材と出逢ってきました。
次の百年に向けて新しいことを探求していくなかで
陶磁器と異素材を掛け合わせることによって生まれる
新たな価値を見出す取り組みを始めます。

それぞれの素材と向き合ってきた者同士が技術や知識を共有し合うことで
今までになかったプロダクトや新しい価値観を創出できるのではないか。

素材同士の繋がりを広げていくことで工芸や工業製品の垣根を超えて
各地の産業や職人と伝統を守りながらも小さな挑戦を継続的に発信していきます。

Name Concept

今まで交わることが少なかった素材と素材、工芸や工業、職人とメーカーが
新たな関わりを持ち、重なっていく様子。
潮流が少しずつ地形を削り取るように
さまざまな素材の波がぶつかり合うことによって洗練されていく様子。
小さなきっかけが作る広がり続ける波のように
形に囚われないものづくりの面白さを見出します。

すべての物質は波動の性質をもっており
その性質を表現する波動のことを物質波(Material wave)といいます。
陶磁器、竹、金属、ガラス、木…それぞれの素材が波動を持ち、
生きていると私たちは考えます。
その波動が組み合わさることで新たな可能性、新たな波を生み出します。
ニッコーから生じた波動が次々と伝わり、
やがてさまざまな形で変化をもたらしていきたい
そんな思いを込め、Material Wavesと名付けました。

First Wave

輪光

RINKOU

竹工芸の技法の一つである輪弧(りんこ)編みで描かれた繊細で美しい網目から溢れる光と影のコントラストと白く輝くボーンチャイナの透明感をイメージしたシリーズ

Second Wave

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錫白

SUZUHAKU

陶磁器と金属(錫)を組み合わせるという新しい技法を確立し、これまでにないプロダクトの広がりや可能性を目指したシリーズ